日用品を日々仕入れていると、「で、あなたは何を使ってるの?」とよく聞かれます。
今回はその質問に正直に答えてみます。取り扱い商品が中心ですが、バイヤーとして使ってみて本当に良いと思ったものだけを選んでいます。
バイヤーの「私物」を通して、日用品選びのヒントになれば嬉しいです。
はじめに——「プロだから高いものを使っている」わけではない
最初にお伝えしたいのは、バイヤーだからといって高価格帯の商品ばかり使っているわけではないということです。むしろ逆で、何百もの商品を見比べているからこそ「価格と中身のバランス」に敏感になります。
ここで紹介するのは、私が実際に自宅で使い続けているものばかりです。「これがベスト」と断言するつもりはありません。肌質も好みも人それぞれですから。あくまで「自分はこれを使っています。その理由はこうです」というスタンスで書いていきます。
【洗濯】ウタマロ石けん+ウタマロリキッド
選んでいる理由は「漂白剤なしで白さが戻る」こと。ウタマロ石けんを直接塗り込んでから洗濯機に入れるだけで、襟袖の皮脂汚れがしっかり落ちます。色柄物には蛍光増白剤なしのウタマロリキッドで使い分けています。
「固形で部分汚れ+液体で全体洗い」の組み合わせがちょうど良く、漂白剤の出番がほとんどなくなりました。詳しくは別の記事で紹介しています。
正直なデメリット: ウタマロ石けんは蛍光増白剤入りなので、生成りや淡い色の衣類には不向き。使い分けが必要です。
【キッチン】ウタマロキッチン+ビオレu キッチンハンドジェルソープ
ウタマロキッチンを選んでいる理由は、手肌へのやさしさと油汚れ落ちの両立。香りが控えめで食器に匂いが移らないのも決め手です。
手洗い用のビオレu キッチンハンドジェルソープは、ジェルタイプゆえのヌルつきのなさが気に入っています。料理中は何度も手を洗うので、すっきり感が大事。別の記事で詳しく書いています。
正直なデメリット: ウタマロキッチンは泡立ちが控えめ。たっぷりの泡で洗いたい人には物足りないかもしれません。
【バス・ボディ】シャボン玉石けん 浴用+シャボン玉 無添加ボディソープ
選んでいる理由は「成分がシンプル」の一点に尽きます。合成界面活性剤・香料・着色料・防腐剤が入っていない。洗い上がりのキュッとした感触が好みで、余計なものが肌に残らない感覚があります。
平日は無添加ボディソープ(泡タイプ)でさっと洗い、週末は浴用バスサイズの固形石けんをゆっくり泡立てる、という使い分けです。固形石けんは自宅でも使っています。コストパフォーマンスもかなり良いです。
正直なデメリット: 保湿力は高くありません。乾燥肌の方は、洗い上がりにボディクリーム等で保湿したほうがいいです。
【背中ケア】ペリカン石鹸 薬用石鹸 ForBack
背中のニキビが気になった時期に試して、そのまま定着しました。選んでいる理由は「背中という見えにくい部位のケアが、これ1個で完結する」から。泡立ちが良くタオル洗いと相性が良いので、週2〜3回の背中ケアに使っています。別の記事でも紹介しています。
正直なデメリット: 全身用にはやや洗浄力が強め。背中専用と割り切って使うのがおすすめです。
【オーラルケア】シャボン玉 せっけんハミガキ+エビス デイリーフロス
歯磨き粉はシャボン玉 薬用せっけんハミガキを使い続けています。初めて使ったときは味のなさに驚きましたが、今では一般的な歯磨き粉の強い清涼感のほうが違和感があります。低発泡なので電動歯ブラシとの相性も良い。
フロスはエビス デイリー超薄スムーズフロス。歯間が狭い人でもスルッと入る薄さで、毎日のフロスが苦にならなくなりました。Y字タイプも出ていて、奥歯のケアにはそちらが便利です。
歯磨き粉もフロスも、それぞれ別の記事で取り上げています。実際に使い続けた上で書いた記事なので、気になる方はそちらもぜひ。
正直なデメリット: シャボン玉ハミガキはホワイトニング効果はほぼありません。歯を白くしたい方には不向きです。エビスフロスは糸タイプに慣れていない人には最初コツが要ります。
【ヘアケア】シャボン玉 無添加せっけんシャンプー
シャンプーはいろいろ試した結果、シャボン玉石けんの無添加せっけんシャンプー(泡タイプ)に落ち着きました。せっけんシャンプーは泡立ちや洗い上がりにクセがあるので万人向けとは言いません。でも、成分のシンプルさを重視する自分には合っています。
ポイントは、せっけんシャンプーの後に専用リンス(酸性リンス)を必ず使うこと。石けんはアルカリ性なので、酸性リンスで中和しないとキシキシした手触りになります。ここを省くと「せっけんシャンプーは駄目だ」という印象になりがち。
シャンプーの選び方については、成分表示の読み方を解説した記事もありますので、参考にしてみてください。
正直なデメリット: 慣れるまで1〜2週間かかります。合成シャンプーからの切り替え直後は髪のごわつきを感じる人が多いです。また、カラーリングしている方には向きません。
【掃除】ウタマロクリーナー+クイックル 洗面ボウルクリーナー
ウタマロクリーナーは「1本で家中使える」のが選んでいる理由。中性で素材を選ばないので、キッチン・お風呂・窓ガラス・壁紙と使い回せます。クイックル 洗面ボウルクリーナーは、スプレーして軽くこするだけの手軽さが気に入って、仕入れてみたら自分でも手放せなくなりました。
正直なデメリット: ウタマロクリーナーは万能ゆえに「中途半端」と感じる場面も。頑固なカビや水垢には専用洗剤のほうが効きます。
【換気扇】フィルたん
地味ですがフィルたん(換気扇フィルター)も自宅で使っています。貼るだけで換気扇の汚れを防げるので、大掃除が格段に楽になります。
交換目安は1〜2ヶ月。外したフィルターの汚れ具合を見ると「これが換気扇本体に付いていたのか」と実感します。こちらも別の記事で紹介しています。
正直なデメリット: 消耗品なのでランニングコストはかかります。ただ、換気扇を分解清掃する手間を考えれば十分見合うと思います。
バイヤーの選び方に共通していること
ここまで自分の愛用品を並べてみて、改めて気づいたことがあります。
1. 成分がシンプルなものを選びがち
シャボン玉石けん、ウタマロ、エビスフロス——どれも「余計なものを足さない」商品が多い。日々いろいろな商品を見ていると、成分表がシンプルなものほど長く売れ続ける傾向があります。
2. 詰め替え用をベースに考える
日常的に使い続けるものは、詰め替え用の有無で選んでいます。コスト面もそうですが、ゴミが減るのが地味に大きい。
3.「なんとなく」では買わない
「CMで見たから」「パッケージがおしゃれだから」で選ぶことはほとんどありません。成分表を見て、売れ方のデータを見て、自分で試してから定番化しています。
まとめ
バイヤーの愛用品リストは、意外と地味なラインナップだったかもしれません。でも、日用品は毎日使うものだからこそ、派手さよりも「使い続けられるかどうか」が大事だと思っています。
もちろん、ここで紹介したものが全員に合うわけではありません。肌質も暮らし方も違いますから。ただ、「何を基準に選んでいるか」という部分は、日用品選びのヒントになるはずです。
気になった商品があれば、それぞれの詳しい記事もあわせて読んでみてください。
この記事で紹介した商品の多くは、Yahoo!ショッピング・楽天市場「生活のエッセンス」でもお取り扱いしています。

